東京大阪の千穐楽感想 ”もしかしたら” を信じて

 

仲の良さが伝わるカーテンコールも

町田くんの世界」の魅力のひとつ

 

ここでは忘れられない日となった

東京公演千穐楽 と 大阪公演大千穐楽

について書いていこうと思います

 

 

 

・東京公演 千穐楽

 

こんなにあたたかくて幸せな空気に包まれていて涙を流しながら聞くカテコは初めてでした

 

いつも通り一人の挨拶かメインキャストからも少しだけ挨拶があるのかなと思っていたら、

 

まず1回目のカテコでスイングのお二人の挨拶

  (しっかり衣装も用意されてました 可愛い!)

 

 

2回目のカテコでキャスト全員からの挨拶

「一人1分喋っても11分です!ぜひここからはお席に着いて楽な形で聞いていただければと思います」

 

場を回し始めたり皆さんの挨拶の合間に一言コメントを挟んだり、いつもの皇輝くんが見れて嬉しかったな  もうここからは町田くんではなく皇輝くんでした

 

初日の挨拶は緊張しすぎて堂本光一くんに憧れすぎて固くなりすぎてしまったのを気にしていたようで

「今日くらいはラフに!いつもの感じで!」

 

笑顔で頷く共演者の方々の顔が優しいのと

みなさんの挨拶から作品への愛が伝わり

会話から仲の良さが伝わってきました

 

 

 

ここでメモしてあった好きだなーと思ったやり取りや印象的な挨拶を思い出せる限りばーっと載せます

 

みなさんいろんな役を兼任されているから

皇輝くん「英子先生、和美ちゃん、その他諸々演じていただきました…」

大月さん「ハンバーグ…ハンバーグ…(小声)」

皇輝「あ!ハンバーグ!和美ちゃんに続くのハンバーグなんですね!」

 

皇輝くん「栄さん、真木さん、葵、他沢山……」

斎藤さん・皇輝くん「「ハンバーグ」」

 

湖月わたるさんのご挨拶

「今もお分かりのように、皇輝くんが稽古初日から自然体で、きっと初主演というプレッシャーもあるなか皇輝くんが町田くんだったので町田くんの世界がカンパニーの中にも息付いていた(大体のニュアンス)」

 

…この言葉は本当に嬉しくて嬉しくて

頑張りをしっかり見てくれていてそれを言葉で伝えてくれる優しさ あたたかさに感謝しかありません

 

 

長澤さんの挨拶の前

「ちょっと待っててね、ごめんね」 (タメ口にトキメキ)

と優しく遮り、独断(本人談)で音楽監督や舞台に帯同して演奏もされていた和田さんへのコメントを振り

その和田さんから脚本のピンク地底人3号さんや演出のウォーリー木下さんの名前も挙がって演奏メンバーにも拍手の時間がありました

 

本当にみんなで作り上げているミュージカルなんだなと改めて感じた瞬間でした

 

皇輝くんの挨拶では 恵まれている、幸せという言葉を何回か聞きました

その顔が本当に幸せそうで、嘘のない心からの言葉だということが伝わってきました

周りの人を大切にして周りからも大切にされている、まさに町田くん…

 

 

「他言っておかなきゃいけないことありませんか?僕心配です」

キャストさんが口々に「しん…ぱい…」(にじみ歌)

皇輝「滲んでます!笑」

 

ここ大好きでした  私たちがよくやるやり取り、キャストの皆さんも同じなんだなーと思うと嬉しかったですし一体感があります

 

また、

「朝全員揃ってミーティングをしたあと、1曲目をみんなで同じパーカーを着て円になって歌う」

と素敵なエピソードを教えてくれました

 

 

そして3回目のカテコ

拍手が段々とBGMとして流れていた Colors of Our Hearts に合わせた手拍子に変わり、キャストが顔を見合わせながら即興の大合唱が始まりました

客席と出演者の心が一つになった瞬間に立ち会うことができて幸せです

 

町田くんとしてではなく皇輝くんとして全身でリズムに乗って歌う姿

大好きで ずっとずっと忘れたくない景色です

 

愛おしい世界 愛おしい景色 が詰まった空間を見せてくれてありがとうございました

一生の宝物です

 

 

 

 

 

・大阪公演 大千穐楽

 

2回目のカテコでスイング、キャスト全員から1人ずつ挨拶

東京楽に続き今回も皇輝くんの仕切りでいきます

(急にめちゃくちゃ喋るようになってかわいい)

 

寂しさでいっぱいなのは客席だけでなくキャストも同じだったようで

またやりたい、再演したいと何度もお話していました

 

特に印象に残ったことを書いていきます(全員分ではなくてすみません)

 

 

・岩橋大さん

挨拶の最後に突然の大喜利(笑)

 

岩橋さん「町田くんの世界とかけまして広いお屋敷の広いお庭と解きます」

皇輝くん「その心は」

岩橋さん「どちらも”さいえん”があることでしょう」

皇輝「家庭菜園の菜園と再び演じる再演!」

 

すぐフォローや解説を入れるところ、さすがでした(笑)

 

 

 

礒部花凜さん

「ぶっちゃけた話、さくらが嫌な女すぎて大丈夫かなと…ツインテールで、リボンで、あーんとか…川﨑くんのファンの皆さんはどう思うんだろうと…

(会場拍手)

町田くんそのものというくらい川﨑くんがあたたかい方で、ファンの皆さんもあたたかく迎えてくれて…」

 

ここの挨拶、個人的にはさくらとのシーンは可愛いと可愛いが融合していて感謝の気持ちが大きかったので、心配な部分があったんだという驚きと

ものすごく考えてくださっていたんだなという優しさを知ることができました

 

 

・斎藤瑠希さん

栄さんが町田くんの胴上げに参加できないのが寂しいという話

斎藤さん「見れないんだけど声が楽しそうで!」

皇輝くん「ここ3人(長澤さん湖月さん斎藤さん)ですよね入ってないの。また機会があったらやろう!胴上げ!そんな機会あるかな笑」

 

 

・和田俊輔さん

Colors of Our Hearts の誕生秘話をお話してくださいました

皇輝くん「テーマ曲ですね」←瞬速で解説

 

 

ウォーリーさんからテーマ曲ないの?と言われたことをきっかけに(それまではエピソード一つ一つが愛おしく一言では言えないからなかった)

脚本の3号さんによる「世界は気持ち。気持ちは世界。」から発想を得たそうです

 

正しいことであってもはっきり言わない方が町田くんの世界らしい  ということから、

もしかしたら構文(和田さん考案)

もしかしたら変わるかもしれないという気持ちがあったらいいな、と思って曲ができたそうです

 

和田さん「再演ね!サントラね!(会場拍手)

みなさんが呟けば呟くほど、もしかしたらそうなるかもしれないので、いっぱい呟いてください!」

 

この言葉を聞いて、自分にできることを精一杯やろうと改めて強く思いました

 

 

・長澤樹さん

泣いてしまいながらもしっかり挨拶をしていてすごいなと思いました、若いのに本当にすごい

 

挨拶の前に泣いてしまってた樹ちゃんを見て

「あぁ〜!大丈夫ですか?だいじょばなくないかい?」という皇輝くんからの優しい声

大月さんからハンカチが差し出されたこと

笑顔で見守るみなさん

ステージ上に優しい世界が広がっていました

 

 

・川﨑皇輝くん

このメンバーでこのカンパニーでほんとうによかった、チームワークのいい素敵なカンパニーに恵まれて幸せ

そう嬉しそうな顔でお話する姿に涙が止まりませんでした

 

そして、

「みなさんがいるからこその町田はじめでした。実際一度も盆を回していないんですよ。みなさんがいたからこそ町田くんの世界が動いていたんです」

周りの方を大切にする皇輝くんらしい挨拶

 

「もう1回やりたいっすね!またやりたい!本当にやりたい!みなさまからのご要望があるともっと嬉しい!ぜひよろしくお願いします!!」(大声)

 

 

声援と今村プロデューサーのここ(腕を叩く)

が大事だそうです 頑張ります

 

 

まだあと4時間粘りたい終わりたくない皇輝くん

そう思えるほど素敵な作品やカンパニーに巡り会うことができて、それを見ることができて幸せだな…と思いました

 

 

 

大きなセットを回転させること、動線、小道具の準備など大変なことが多いなか、沢山話し合い一緒に乗り越えてきた仲間なんだなと挨拶を聞いて思いましたし

 

お互いの親しみのこもった呼び方からも、

誰かが話しているときは体ごと向いてきちんと目を見て話を聞いているところも、

本当に仲がいいんだな〜と思いました

 

 

拍手が止まない捌け際に

脚本の3号さん、演出のウォーリー木下さんへの拍手もお願いします!と言うところ、大好きです

 

 

 

3回目のカテコ

東京楽と同じようにBGMに合わせた手拍子

皇輝くんと樹ちゃんが顔を見合わせていると思ったら

「なら!」のパートを合わせてからサビの合唱が始まりました  本当に息ぴったり

 

サビが一旦終わったと思ったら

 

皇輝くん「みなさま本当にありがとうございました…もうちょい歌ってく!?」

 

今日あなたと会えたこのときが〜🎶

 

と最後まで歌いきったカンパニー

 

 

寂しくて終わってほしくなくて涙は止まりませんでしたが

”もしかしたら” を信じて、希望を持ち

また明日からも頑張ろうと思えました

再演が実現するよう精一杯行動します

 

素敵な作品を届けてくれて本当にありがとうございました!!